揺れ続ける日本列島からガネーシャ店長です。
どうなるんだろうね、日本。
大きくはないけれど、毎日どこかで揺れている。
もともと火山の国、地震大国なのだけれど、ただただ揺れるだけじゃなくて原発・放射能という大きな課題を残した3月11日。
その後どう?
オーストリア、ドイツは原発をやめた。
スイス、イタリアも続いた。
なのに日本はどう?
国民投票をするという法律がないから政府の決めたとおりになってると教えてくれた人がいた。
関係ない、と暢気に構えていない人たちはデモや運動をしているが、マスコミも取り上げないから無関心な人がいっこうに減らない。
帰りたいと思っているいる人は、本当に帰れると思っているんだろうか?
元どおりに戻ると思っているんだろうか?
原発を反対するのはいい。
私も反対だ。
だけど、反対したからには今までどおりの電力消費ではない生活をしなくてはいけない。
代替エネルギーの導入も積極的にやっていかなければいけない。
国民にそれ相当の覚悟と大きな決意がなければ、いつまでたっても今のままだ。
ちょっとばかり節電したからどうにかなるわけじゃない。
脱原発・反原発を決めるより前に、垂れ流しになっている目に見えない放射能をどうにかしてほしい。
これくらい健康に害はないという人がいる。
それは、腐った大人の勘定だ。
これからどんな影響が出るのか誰もわからないけど、明らかに放射能による晩発性障害は発症するだろう。
成長期に最も吸収しやすいという。
そして一度吸収したら出にくい物質だともいう。
放射能の障害に苦しむ国民ばかりになるのは、今の大人がみんな死んだ後の話だ。
自分に関係ないと割り切るには悲しすぎる話だ。
日本への旅行者は確実に減っている。
中国人ですら来ようとしないそうだ。
あれほど銀嶺カードで買い漁ってた人たちが、タダなら行ってやってもいいけど金払ってまで危ない国には行きたくないそうだ。
さすがだな中国人とも思うが、きっと誰だってそう思うことになるよ。
申し訳ないが、富士山は世界遺産にはなれないよ。
日本に来たくない人が増えると、日本製を嫌う人も増えるだろう。
天下の"MADE IN JAPAN"でも放射能がくっついていたら誰も欲しくないって言うよ。
物だけじゃなく人も被曝してるなら入国拒否ってされるかもしれないよ。
今は想像だけで話しているけど、今のままみんなバカなまま暮らしていたら、とんでもないしっぺ返しがやって来る日も近いよ。
海外の友達は言う。
「早く日本を出なさい。」って。
チェンマイの友達たちは家族みたいなもんだからここに住めと言ってくれる。
ネパールの友達は部屋なら空いてるから家族で来いと言ってくれる。
大変ありがたいことだ。
いざとなったら、私は日本を捨ててもいく場所がある。
でも、捨てられる?って思う。
自分が生まれた国、教育を受けさせてもらった国、日本の国籍をくれた国、美味しい食べ物、目を閉じればとても綺麗な風景が浮かぶ。
太陽も雨も風も空も海も山も川も、こんなに綺麗で安全な国は他にないんじゃない?って、そう思っていた。
でも日本の神話ももうすぐ終わるだろう。
目に見えない放射能で世界一汚染された国になり、誰も責任をとらないまま、地球を汚染し続ける国になる。
いいのか、それで?
4 件のコメント:
民主主義の弊害。
その言葉で終わらせたくなくても
皆を引っ張れるだけのエネルギーと権力を持つ
中心的人物が現れない限り先へは進めない。
原発は戦争と同様、大罪だ。
そしてその被害に遭うのはいつの時代も弱者でしかない。
はがゆい…
本当にそのとおりですね。
はがゆい...ですね。
でも、ワシ、誰かを待ったり、何かを期待するのはやめました。
時代の節目にきてると思うんです。
ひとりひとりが気づかなくちゃダメですよ。
本当に気づいたらどうするべきか考えて行動する時代になると思うんです。
個人の時代じゃなくて個力の時代。
国家権力より地球規模で考える時代。
そういう時代に差し掛かっている気がしてなりません。
それはワシの寿命が尽きた後の風景かもしれませんが、今はそういう準備の時期だと思えてなりません。
・・・とか書くと、スピリチュアル方面の方々が過剰に反応するけれど、そういう誰かや何かやお告げや予言や占いも個々の意識でどうにでも変われる、って云うことを頭に入れておいて欲しいです。
地球規模という感覚は
個人からするととてつもない大きさ。
でもその地球は全宇宙からすればちりにもならない。
それでも地球に住む個人は生きる意味を求めて今日を精一杯生きる。
いずれ地球が無くなってもそこに生きた個人の想いは消えることはないだろう。
それでいい。
同感
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