4/30/2007

どんだけ〜!

こんにちは。
身長差12センチの1号がはいてもぶかぶかのジーンズを借りたら、丈がさらにぶかぶかでイイ感じに古着っぽさを狙ったガネーシャ店長です。
出所は天下のユニクロ様の超特価ジーンズには思えない味がでてます。(^^)v
気になった人はクリックしてみてね。

しかし、良い天気ですね!
こういうのを行楽日和とゆーんでしょうね。
紫外線も相当なもんだと思います。
お肌の弱い方、そろそろUVケアに力をいれなきゃね。

・・・っちゅーワシもその部類だが、年中日焼けしてるような生活だ。
無精なもんで、もう諦めてる。
美白に精出しても追っつかないほどのサンシャインを浴びる。
顔を気にするより仕事しろって自分に言い聞かせてしまっているので、セルフマインドのマインドコントロールの結果、UVケアに熱くなれない情けない42歳だ。
でも、みなさんは気をつけてね!

昨日は、急遽、臨時休業のため、ご迷惑をおかけしてしまって大変申し訳ございませんでした。m(__)m
心配メールをくださったみなさん、ありがとうございます。m(__)m

ビッグプロブレムって、あんた、どんだけ〜!???

そう、そうなんです。
ビッグプロブレムなんです。
かなりシリアスな事なので、あえての「どんだけ〜!」にお題をさせていただきました。
気持ち裏腹なあまのじゃくなワシゆえ、どうぞご了承くださいませ。

年に2回ほど、ネパールへ買い付けに行く。
現地でいつもお世話になっているトラベル・エージェントがある。
社長のドルバさんは、日本語が堪能でとても親切にしてくれる。
ワシのわがままにも嫌な顔一つせず、いつも気を配ってくれる。
昨年の夏の終わり、子パンダ2号・3号・4号を引き連れて行った。
ドルバさんにも子供がいる。
2号と同じ年の娘さんと4号と同じ年の息子さん。
家族旅行ではなく買い付けがメインのワシらのために、ドルバさんの家でホームパーティーを開いてくれたり、日中は子パンダを預かってくれたりと、ヘルプ加減が半端無い心根の良い人だ。
ウチの子パンダはバカとアホなので、日本語しか喋れない。
(きっとワシに似たんだよ〜まったくよぉ〜〜〜(-_-;))
それでも、子どもというのは微妙なニュアンスを酌み取る能力に長けているのか、言葉が通じなくても笑い合ったりふざけ合ったり、タメルの街中を子供5人で歩き回っていた。
ドルバさんと奥さんはネパールに住むネパール人。
ワシら夫婦は日本に住む日本人。
でも、子供を思う気持ちや、子供を通してみる世界観や未来というのは、万国共通の思いがそこにはある。
お互いに仕事を離れ、子を持つ親として、また、一人の人間として、会話の弾む夜を過ごした。

一昨日の夜、旦那がネパールの友人とチャットしていた時のこと。
ドルバさんのところで、大変な事が起こっている聞いた。
何があったの????
彼も詳細はわからないが、なんでも息子さんが病気で大変だと言う。
そのニュースを聞いて、旦那もワシも胸が痛くなった。
何ともどうしたものか???
何かできることはないか???
そんな思いから、オフィス宛にメールを打った。
心配で寝付けない夜を過ごし、返事を待った。

昨日の昼、店でメールチェックしていると返事がきた。
やはり、息子さんが病気らしい。
インドの病院で今日手術だという。
インドにいるドルバさんのモバイルナンバーを教えてくれたので、早速かけてみた。

息子さんの肝臓がすべて壊れ、今日、奥さんの肝臓の半分を移植する手術をする。
さっき手術が始まったところで、12時間は要する。

それは、なに?
もしかして、生体肝移植ってやつ?

私たちに何かできることはないですか???と尋ねた。

ワシらにできることって、何がある?
ワシは今日本にいる。
彼らは今インドで手術を受けている。
そんな状況でできることは、やはり援助しかない。
金で解決できることではないが、わずかでも息子さんの命の足しになればと思う。
そういうバックボーンがあっての質問である。

ドルバさんは、やはり少しお金が足りないと答えた。
すごい金額をいろいろな手を尽くして工面したのだが、あと■■ドル不足だと言う。

やっぱり金かぁ〜〜〜と思った。
しかし、それは嫌な気持ちではない。
やっぱりお金が必要なんだっって素直に受け止めた。
誰がどう考えたって、今はそれが一番必要だ。
そして彼は息子の命を救うために、あらゆる手を尽くしきって工面したのだ。
それでもあと■■ドルだけ足りないのだ。

ワシに甲斐性がないばっかりに、恥ずかしながらその■■ドルをワシらだけで用意するこができない。
でも、なんとかしてあげたい。
それで、無理を承知で隣県に住むOさんを訪ねることにした。
Oさんとは、一度一緒にネパールへ行ったことがある。
ドルバさんのこともご存知だし、彼が良い心の持ち主であることもご存知である。
でも、さすがにお金を貸してくださいと頼みにくい。
Oさんがわかってくれて貸してくれるとは限らない。
もし、貸して貰えなかった時のために、ワシらの持っているアンティークDZIをすべて担保にお金を借りようと思った。
お金のためにDZIを手放したチベット人と同じだ。
そのために一人の子供の命が助かるならば、ワシは手放す。
旦那も手放す。
急遽、臨時休業にしたのは、そういういきさつがあったからです。
なんて個人的なことのために店を休むんだ!!!と非難されても仕方ないと思います。
でも、なんとかしてあげたかった。

Oさんは快く貸してくれた。
本当にありがとうございます。m(__)m
Oさんとワシらで足りない額を半分ずつ出し合って、明日早急に送金する。
今日の午前2時、ドルバさんから電話があった。
息子さんの手術は無事に終わったそうだ。
今のところ、息子さんも肝臓を半分切り取った奥さんも容体はいい。
今、ICUに入ったところだそうだ。

ワシらが送金しても、もし容体が悪くなる可能性もある。
最悪の事態だってまだ残っている。
でも、それで少しでも息子さんが助かる望みがあるなら、それだけでいい。
そして、ドルバさんの心情を思うと、ワシら存在が、つぶれそうなほど悲しくて辛くて苦しい時間を少しでも希望に変えてくれれば嬉しい。

ドルバさんがいて、
ワシらがいて、
Oさんがいて、
みんな気持ちは一つで、
なんとかしたくて、
できることしかできないけれど、
死老病苦は避けられないものだけど、
生きようという生命力があるならば、
そこに希望を見いだして、
でも、
できることには限りがあって、
なんだかとっても歯がゆくて、
今はただ、
無事を祈ることしかできない。

ワシは偽善行為が嫌いだ。
大きな団体が声高に持ち上げる平和だの愛だの、悪いけど、ケッ(--;)!て思う。
小さな団体でもみんなに呼びかけてどうのこうのと大きな事言うのも、ケッ(--;)!て思う。
そんなワシが心の底からどうにかしたいと思った。
どうにかできるのも甲斐性なしゆえ限界があった。
それでも何かしら力になれれば・・・と思った。
まるで、親戚のおばちゃんだ。
これもDZIの縁だと思う。
DZIの効能をあーだのこーだの抜かす連中にはきっとわからない気持ちだろう。
慈悲という言葉に少しだけ心が触れた気がした。

しかし、まだまだ未熟者の吾輩である。
おいおい、どんだけ〜!!!(>_<)

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