4/15/2008

呑まれ好き

こんにちは。
旅の写真をどうにかせねば・・・と画像整理をするつもりが、ついつい魅入ってしまい全く作業が捗らないガネーシャ店長です。
真面目なことをオモロイ文章で綴って写真を添えたワシの本、誰か買いませんか?
(^▽^アハハ
イケズなアフロ氏は「誰も買わんぞ(--;)」と言いながら、仕事でもないのにそんなことに時間を費やすワシを冷ややかな目で見ながら、自分は《ガネーシャツーリングチーム》企画で頭がパンパンのようだ。
 あんたこそ、それ、仕事やないやろ?
ツッコミ所満載の相変わらずの馬鹿さ加減をお互い片眼つぶってカバーする。

 あぁ、仲良き事は美しき哉 

そう言ったのは武者小路実篤だったっけ?
記憶力の低下を実感する今日この頃です。


最近、《夢をかなえるゾウ》のせいか、看板にカタカナで《ガネーシャ》と入れたせいか、名前に引かれて寄ってくれる人も増えてきた。
他力本願でごめんなさい。
でも、ほとんどの人が《インド》の話がしたいだけだったりするので、販売促進には繋がらないところがまたガネーシャじゃんって感じがしていい。
インドに行ったことがある人、インドにまだ行ったことないけど行きたい人、どなた様も《インド》に好意的な感情を持った人ばかりなので救われるところだ。
実際インドに行ったことのある人でも、もう1度行きたいと思うのは半数らしい。
半数は嫌悪感が募り2度とゴメンと思うようだ。
一体何があってそうなったのかはだいたい想像がつく。
で、ワシはと言えば、仕事で考えると、インドはワシのような小さな店じゃ仕事にならない。
でも、ワシは行きたい派。
できれば仕事抜きで行きたいので、インドで仕事のことを考えなくてすむのはとても好都合だが、遊びで行けるほどすべてにおいて余裕がないので、なかなか行くことができない。
でも、ワシは行きたい派。
1年に一度でいいから行けるもんなら行きたい派。
ワシにとってインドは無になれる場所だ。
生き方を考えるとか、自分探しとか、いろいろ哲学や精神論をもってインドに向かう人も多いけど、ワシは、1つのしょうもない個になれる場所だと思う。
なので、あんまり難しいことは考えたくないし、ワシはインドではそんな高尚なことは考えれんな。(-。-)y-゜゜

で、《インド》に好意的な感情を持つ人たちがワシにこう尋ねる。
「人って、あの、人ってどうです?」
「人にのまれません?」
そんな時、ワシは胸張って答えちゃうよ〜!
「ワシ、人に呑まれたい派ですから!(^^)v」

何人が好きとか嫌いとか、どこの国が好きとか嫌いとか、ワシはそういうの全然ないな。
根っからの人に呑まれ好きなんだと思う。
だからすっげ〜貧乏旅行でも全然かまわないさぁ。
舗装されてない砂埃舞う道に、これでもかってほど何をする目的もないけど人が集まっている。
そんな中で自分探しはできんな、ワシ。
だって、生まれたときから日本だもん。
そんな所で哲学を考える脳細胞も残らないよ。
ましてや、この環境がどうのこうの・・・など、先進国の感覚で気の毒に思うこともないし、何かを立ち上げて援助したりとか、ワシにできる事はやる(やっている)けれど、大きな事はできないな。
現実を見た時の因果と未来を考えるベクトル方向が、そういう人達とはどうやら違うようだな。
その国のことはその国の慣習やルールで測るべきだと思っちゃうもんね。
そうでないと、将来の幸せの展望が他国レベルになってしまって、ホントにその国の人たちは幸せになれるの?それでいいの?って、それだけは真剣に考えてしまう。
でも個人レベルではすっごく仲良くなるべきだと思うし、自分の友達か身内のように思いやることも忘れない。
よその国に行って、その国を羨ましく思うこともあるだろう。
反対に気の毒に感じたり怒りを感じたりすることもあるだろう。
でも、一番忘れちゃいけないのは、よその国にいる時、我々は個人でありながら日の丸を背負っているってことだ。
だから傲慢になる必要はないし、他国で自分を探すのもきっかけの1つなだけなんだと思うんだよなぁ。

もうすぐゴールデンなウィークがやって来ます。
海外に遊びに行く人も多いでしょうね。
どうぞ楽しんで来てくださいね☆(^^ゞ

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