ヤオ族バングル

こんにちは。
冷たい雨が降る東海地方からガネーシャ店長です。
今週末は冷えるそうですね。
月曜は１号が成人式っす。
雪が降らなきゃいいけど・・・ねぇ。

今日はヤオ族のアンティークバングルを撮ってみました。



ろうけつのアンティークバングル。
だいたい５０年くらい前のものです。
タイに住むヤオ族のもの。

去年のこと。
ヤオ族のおばちゃんが、子供を進学させたいのでコレを売ってお金に変えたいと言ってきた。
これは２つで１組。
２組あったので全部で４つ。
でも、全部売ってしまうと子供に伝えるモノが無くなるというので、私に３つだけ買わないか？と言う。
そうだよなぁ、、世は２１世紀。
しかもタイに住むヤオ族はタイ人だ。
子供に教育を受けさせたい気持ちはどこの親も変わらない。
教育を受けた子らは、少数民族としての文化・風俗・伝統を捨てることになってしまうことが多い。
それも悲しいけど、でも、この時代に隔離されて少数民族として生きる方が難しい。
微笑みの国タイランドだけど、水面下の差別は相当なものがある。
dziにしても、シルバーにしても、布にしても、アンティークはどれも複雑な背景を抱えている。
つくづく、ワシらは結構幸せな環境で暮らしていると痛感する。

人助けのつもりで３つのバングルが今ワシの手元にある。
興味がある人には販売しますのでお問い合わせくださいね。
ずっしりとした重み、ろうけつの具合、とても素敵な逸品です。