6/25/2009

結縁ネックレス2本攻め

こんにちは。
コーヒー控えて白湯飲みのガネーシャ店長です。(^^ゞ
梅雨の中休み、いい天気です。
いい天気なせいか、カリスマさんはツーリング企画を練ってます。
遊ぶことばかり考えてますね。
相変わらずのユルユルさが売りのようです。
そうそう、カリスマさんは今アフロじゃありません。
ゲーハーを気にしてか、髪の養生のためか、短めに切っております。
これはこれで、無精髭と相まって、彼曰く「ほら、オレってば知性派じゃん。キミと違って。(^_^)v」な感じを醸し出してます。
見に来ておくれやっしゃ☆

さてさて、ワシは首もとを少し変えてみたアルヨ。

いささか「やっちまったかぁ?」的にも思えるが、今までよりは控えめである。

チベット密教の中にターラーと呼ばれる女神がいる。
ターラーとは「輪廻の海を渡るのを助ける女性」という意味らしい。
ターラーは観自在の妃とみなされ、女神崇拝の興隆が偲ばれる。
代表的なターラーに、緑ターラー、白ターラー、金剛ターラーなどがある。
緑と白は体の色で表す時もあるけれど、色で区別していない時はとてもよく似ている。
遊戯座に座し、右手に与願印、左手に蓮華を有するのがよく見受けられるお姿だ。
緑と白の見分けは、実はとても簡単なのである。
両目の他に額・両手のひら・両足の裏に眼があるのが白ターラー、ワシが大好きなホワイトターラーなのである。
眼の数が七つ。
で、七眼のdziなのである。
俗物的な欲や願望は何もない。
清々しいお姿、均整のとれたボディ、微笑みをたたえたお顔立ち、蓮の花まで神々しく、ほんとに美しい女神である。
「ホワイトターラー萌えなんだ。。。ポリポリf^^*)」とカミングアウトしたら、「ほいじゃセブンアイっしょ!なんで持たないの?」と、チベット人やネパール人にまるで不信心の大馬鹿者扱いされたのが今年の2月ネパールでのこと。

え?そうなん?
そんな理由で七眼なん?

風水チックな占い屋か開運大好きな石屋さんでは、多くのdziがいろいろと効能書きを付けられて売られている日本の状況を彼らが知ったら、それこそホントの大馬鹿者と言われることだろう。
ちなみに、よく言われる七眼の効能は、
 完成をうながす。
 運勢の向上。
 仕事や事業の成功などなど。
 薬師如来の加護が得られるともいう。
そうだよ。。。(>_<)
なんで薬師如来なん?
なんで事業の成功なん?
いろいろ???はいっぱいあるけど、効能書きって悪いこと書いてないし、どれもこれも人の願望と欲をくすぐる項目が盛り合わせだから、dzi持ったからってそんな魔法は無いだろうとわかっていても持ってみたくなるように書かれている。
ま、みなさん商売ですから。
用は持つ人の気持ちの問題ってところが大切なんだと思う。

2月のカミングアウトで勧められたこともあって、七眼dziが気になってたまらない。
そのまま6月の買い付けでチベットネパールの宗教観にとても詳しい師匠に尋ねてみたところ、やっぱホワイトターラーが気になるならセブンアイを持つのもよいらしい。
ま、日本風にいうと「結縁(けちえん」って感覚でしょうか。
「輪廻の海を渡るのを助ける」というのだから、ふさがりで大凶のワシには小さく支えていただけそうな気もする。
dziはチベット密教に通ずるものであり、曼荼羅・諸仏・法・加持など、日本に住むワシらにはホントのところ理解しにくい奥深いものであろうというのがワシの持論だ。
だから日本式・中国式の効能を信じる気持ちは毛頭無い。
密教的に結縁を感じたので、ワシは店のショーケースから七眼を1つゲットした。
ワシの七眼は、少し透けてるのが感じられるがチュンジーとは明らかに違う茶色のdziだ。
アンティークのブッダアイと言われる仏三眼も見てきたが、なかなかそれに通ずる作り込みでイイ感じである。
店頭価格で1万ちょっとのお値段だ。
手前味噌だが、ワシんとこdziは新しいのでもアンティークに似た風合いを選んでいる。
そんでもって適正プライス。
というより、物の出来具合からしたら他店より安いかもしれない。
大きさも4センチ以上あるので、dziだけを通した非常にシンプルなチョーカー仕上げで大満足なワシである。


そして、もう1つはヒンズーチックにまとまてみた。
真ん中はヒマラヤ水晶。
カレンシルバーとホワイトハート。
そしてガネーシャとクベーラ。
ガネーシャはもうご存知の方ばかりだと思うけど、クベーラって知ってる?
ヒンズー教の中で宇宙創造の主宰神ブラフマーを支えた羅刹の長・富の神クベーラ。
ガネーシャとクベーラ。
どちらも富・財に関する神様ですが、別にそれを狙ったわけじゃないのよね。
これもまたお導きといいますか、「え?そうなの?そうだったの?」というご縁がありまして、、、。


4月のある日。
 ガネーシャって仏教では聖天さん、観喜天さんと言われて大根をお供えしたりしてんだよねぇ。
 弘法さんにも小さい歓喜天あるもんねぇ。
なんていつもの駄話をしていた。
他に聖天さんをお祀りしてるところはないものかと「聖天さん」ってググってみたら、生駒の聖天さん宝山寺が有名で奈良にあることがわかった。
ガネーシャがガネーシャにあいさつしないで商売しちゃアカンでしょ?というのがワシのポリシーなので、臨時休業にしてごあいさつに出向いた。
3時間近くを宝山寺で過ごしたが、朝早く着いたのでまだまだ時間はある。
では、信貴山が近いので行ってみようという運びとなった。
信貴山は信貴山真言宗の総本山朝護孫子寺があるところ。
密教萌えで真言宗派のワシは、まるで本の目次のようにいたるところの興味どころがインプットされている。
だが、行きたいところか行ったところでないと内容がない。
全くの情報未収集のまま信貴山へ参ったわけだ。
行ってみて、大きなハリコのお虎様に驚いた。
 ここは、ういろうの虎屋本店か?
無知なワシはかわいい。
パンフレットをよく見て、御朱印場で聞いて、立て札や説明書きをくまなく読んで、ここは毘沙門天をお祀りしておられるのだとわかった。
聖天さんにごあいさつに来たのに、毘沙門天さんも付いてきたのねぇ♪
無知なワシはとことんかわいい。
毘沙門天さんと言うと上杉謙信と七福神しかキーワードで出てこないのだ。
御利益だの縁起だのさっぱりわからなかった。
でも、別に七福神も上杉謙信もあまり興味がないのでそのまま何も調べなかった。
(ワシの興味は謙信女性説の方だな。)

6月の買い付けで、自分用にガネーシャのトップが欲しくて探していたら、その横にあまり見たことのない神様だか仏様だかがいた。
なにこれ?と聞くと、「クベーラ」だと言う。
クベーラ何?と聞くと、ヒンズーの「富の神」だと言う。
ガネーシャだけでいっかと思ったのだが、なんだかクベーラの音の響きとぽっちゃり体型が気になってゲットした。
日本に帰ってしばらくして「クベーラ」を調べてみたら、なんとびっくり!!
仏法を守る四天王、東方の持国天、南方の増長天、西方の広目天、そして北方の毘沙門天(多聞天)。
あの毘沙門天さんがヒンズーの世界ではクベーラなんですって!!
信仰心はあまりないのですが、何かとご縁のある毘沙門天さんなので、これからは聖天さんと同じようにご贔屓にしようと思いまちた。(。.ヾ

そんなこんなの結縁でワシのネックレスがリニューしたわけです。
そうでもないと、リニューもしない。
また新しいご縁がどこかにあると思うと思わずニンマリしてしまうガネーシャ店長でした。(^^ゞ

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