3/20/2010

すごいぜ、マサルさん

こんにちは。ガネーシャ店長です。
昨日も今日も暖かい東海地方です。
みなさんのところはどうでしょう?
しかし明日からまた冷えるそうです。
近所の公園に《桜まつり》のノボリは立っているのですが、まだまだ蕾のままで花が咲いていません。
1週間くらい先にはチラホラとしてるかしら?
桜はいいね。
春って感じがすごいする。
新学期、新年度のスタートも桜のイメージが超~つよいしね。
人の世にどんな災いがあっても、桜はきっと咲くでしょう。
時季がきたら木々が薄桃色に染まるでしょう。
自然ってスゴイわ~!
冬の寒さは天敵だけど、四季のある国に生まれたことを春になると改めて感謝するよ。
生きてること、生かされてることに感謝してしまう。
たおやかに年を重ねていきたいもんっすね。

昨日はお休みをいただいて、大津と大阪に行ってました。
大阪歴史博物館で開催しているチベット展が見たかったもので。。。
いろいろ物議を醸しているチベット展だけに、どないなもんやろ?という興味と純粋に向学心で出向いたわけですが、あ~、もう、なんかとても残念で、やっぱりね・・・って感じでした。
チベット支援に尽力されている方にとっては不愉快な思いもあるようです。
どういうつもりでやってるんだ?という意見に対して、歴史的社会背景はおいといて、ただ単純に仏像好きが見にくるからそれでいいじゃんという主催側のしたたかさがとても露呈していると思った。
それくらいのチベット展なのだから、それほど真剣に抗議するのもどうなんだろう?と感じてしまった。
汚いところは見ないようにするのが日本人の特技なのかもしれない。
特技ならそれでいいけど、背景にはまったく興味なくただ単に来ているのならとても残念だ。
何か一つをとっかかりにして、是非興味を持ってほしいと願う。
どちらがいいとか悪いとか、そういうレベルの世界平和ではなく、もっと大きな真理を探して今生きている自分と関連づけてみては?と思う。
私に出来ることは何だろう?と別の意味でチベット展に行った甲斐があったと思いたい。
そうでなければ、あまりに薄っぺら過ぎる。
金返せよっって、心の中でつぶやく小さなワシをお許しくだせぇ。。。
チベット展だけでなく、シルクロード展だとかメソポタミア展だとか、アンテナに引っかかるものは出向くようにしている。
美術館博物館って、そうでもなきゃ絶対行かないんだわね、ワシ。
高尚な世界って、ワシの生活の中に無いじゃんね。
アンテナに引っかからなきゃ一生行くこともないかもしれん場所じゃんね。
そんな馬鹿なワシが言うのもなんだけど、満足満腹ごちそうさま♪って素直に言える○○展って、未だかつて一度もない。
どれもこれも残念な不完全燃焼で帰ってくる。
そうしてまた、本を買い漁る。
そのたびに、みんなはあれで満足なのか?と疑問がわく。
ワシの好奇心と興味をガッシリ受け止めて応えてくれる人が身近にいない事が今一番の不満であり不都合である。
小っせぇ~~~。。。

大阪はだいたい予測できたので、その前に心身清めて行こうと大津の日吉大社に寄った。
どこそこ?と思った人はググッってちょうだいね。
ワシは結構好きだな、ここ。
西本宮は大神神社の神様をお招きしているそうで、大神神社はよくお参りさせていただいているのでなんだか親近感がわくわ~。
平城京から平安京に移った時、天皇さんはきっといろいろ不安だったに違いない。
何事も首尾よく行くようにせんと!
そんな思いが強かったんじゃないかな?
表鬼門に当たるとこにが日吉大社だそうだ。
平城京のある奈良から心強い神様をお迎えしたんだろうね。
気持ち、わからんでもないわぁ。。。
東本宮は、ここの山の神様をお祀りして集落の方々がしっかり守りをしていらっしゃる。
そういうところも嫌いじゃない。
西本宮の御朱印は宮司さん巫女さんが書いてくれたけど、東本宮はおばちゃんだった。
とても気さくなおばちゃんで、土地の人だと言う。
いろいろ疑問のあるワシの馬鹿な質問に、とてもわかりやすい庶民レベルで答えてくれた。
すっげぇ~イイ人だ。
ワシはちょっと賢くなったぞ。
4月に行われる山王祭のため、今、集落の神輿は山の上に上っているそうだ。
なんで?と聞いたら、
只今神様はお見合い中だそうだ。
牛尾宮と三宮宮のお見合い中だそうだ。
4月の真ん中へんで結婚して子供作って子供生むそうだ。
それが山王祭らしい。
イイ!実にイイ!!
人間の営みを神様もなさるとおばちゃんは言った。
深い!実に深いわ!!
子供作る日は比叡山からも僧侶がお祝いに来てくれるらしい。
子供を生む時、陣痛で苦しんで苦しんで生むそうだ。
陣痛・出産は、神輿の動きで表すそうだ。
是非、見に来なさいよ~とおばちゃんは言ってくれた。
たぶん、ワシは行けんけど、興味のある人は行ってみてください。

写真は猿岩のマサルさんです。
神猿と書いてマサルと読むそうだ。
マサル、何ですか?

 神の使いとされる動物は様々で、例えばお稲荷さんでは狐、春日さんでは鹿、天神さんでは牛、熊野さんでは烏であります。当大社では猿が神の使いであり、「神猿(まさる)」といいます。「神猿」は「魔去る・勝る」に通じ、魔除け・必勝のご利益をいただけるものとして、信仰されてきました。現在でも京都御所の「猿が辻」と呼ばれる東北の隅には神猿さんがいて、御所の鬼門を守護しています。このように、「魔除」と「神猿」には深い関わりがあり、「方除・厄除の大社」と呼ばれているのです。

だそうです。
厄と魔と霊は、除けられるもんなら除けたいもんですね。
他の人よりきっと多く遭遇する体質のワシなので、切に願い写メってみた。

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