9/06/2011

オールドシルバーバングル

こんにちは。
ワシなら復興相に杉良太郎、原発相に京大の小出教授、防衛相は田母神元幕僚長にお願いしたいわ!と思うガネーシャ店長です。
みなさんはどう思う?^^;
誰がやってもそれほど世の中がパッと変わるとは思えないけど、パッと変えられそうなメンバーでお願いしたいもんです。



さきほどショッピングサイトに「オールドシルバーバングル」3点UPしました。
男性でも女性でも、アジアンな服装じゃなくても、ぜ〜んぜんOKなシルバーバングルです。
ちょっと変わったアクセサリーをお探しの方、いつもの感じにインパクトが欲しい方もどうぞご覧くださいませ。

なになに?
オールドシルバーバングルって何?

銀のバングルです。
オールドというのはアンティークほど古くなくユーズドのものです。
どれも少数民族のバングルですよ!
大変な希少価値があるんですよ!
21世紀のこの時代、世界中どこにいてもそれほど大差のない生活が出来るようになりました。
地域によっては、食料が少ないとか産業があまりないとかありますが、結構辺鄙な場所でも携帯電話が通じたり、テレビが映ったり、パソコンでfacebookしてたり、貧富の差はあるものの一昔前の暮らしとはどこも違ってきています。
どんどん便利になって、世界は更にグローバル化していきます。
私たち日本人も趣味じゃなく普段の暮らしでキモノを着ることはめったにありません。
糸を紡ぐことも布を織ることも家事労働ではありません。
自給自足の生活の方が難しくなっています。
少数民族もそうなんです!
そうやって日本人も経済成長してきたんですから、少数民族の人たちを責めないでくださいね。
国という枠が地図の上だけじゃなくて地球の上にも引かれていて、先祖代々暮らしていた場所が、ある日どこかの国家に属されていて、そこの法律に沿った暮らしを強いられてしまう分、私たちよりずっと差別と貧しさの中に置かれています。
そんな中でも、若い子は学校へ行きたいし親も行かせたい。
少しでもお金になる仕事をしたい。
携帯が欲しい。
オシャレもしたい。
昔ながらの暮らしじゃ、とても生活できない。
そして彼らは昔ながら生活と文化を手放していくんです。
今回ご紹介したバングルは、もう同じものは二度とお目にかかれないと思います。
彼らの手仕事の技術から一番離れたのは銀細工かもしれません。
粗悪なレプリカを大量に作ることが出来ても、一つ一つに味があり意味がある、生活の中で当たり前のように溶け込んでいた手仕事ではないのですから。

唯一カレンシルバーだけが、カレンシルバーという銀細工で暮らしていくことが出来る生き残った伝統工芸かもしれませんね。

私はカレンシルバーも大好きです。
今さら言わなくても、私のカレン好き有名ですね。
同じように他の少数民族の銀細工も愛して止みません。
細工の出来る人にオールドバングルを見せてこれと同じものを作ってくださいとお願いしたことも何度もあります。
ですが、やはりどれも味わいが薄く、緻密さににも欠けるものになってしまいます。
一番驚くのは、オールドバングルを見せないと自分の民族の銀細工がわからない若者が多いことです。
ここ10年、どんどん嘆かわしい状態になっています。
私にとっては嘆かわしいのかもしれませんが、彼らの生活はどんどん民族色が薄いものになって便利になっていきます。
しかし、たまにチェンマイで会うカレンの男の子たちと話していると、彼らはまだ気持ちの奥の優しさは失ってはいないようです。
村を思い、家族を思い、礼儀正しく、はにかむ姿がとても可愛いです。
アカやモンやヤオの女の子にもお母さんたちにも、立ち向かっていく強さを感じます。
そして中国の少数民族のみなさん、ビルマの少数民族のみなさん、ネパールの少数民族のみなさん、インドの少数民族のみなさん、みんな国家権力の圧力の中で必死に生きているんです。

どうぞ、彼らが彼らの持っている技術で生活が出来る世の中になりますように!(^m^)
その素晴らしさを少しでも多くの人にわかっていただけるように、これからもガネーシャはご紹介していきますので、どうぞよろしくお願いします。m(__)m

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