11/05/2011

嫁菓子

こんにちは。
先日、以前バイトしてくれてたMちゃんのお母さんから嫁菓子をいただいたガネーシャ店長です。HAPPY〜(^^♪
ありがとうございました。(^m^)
Mちゃん知ってる人、驚いたでしょ?
実は妹さんがご結婚なの。
ウェディングシーズンですね〜!!

たぶんきっと愛知県以外の人は、「嫁菓子、何ですか???(・・?」って、?がいっぱい浮かんでると思います。
嫁菓子っていうのはね、昔は花嫁さんは自宅で作って(衣装や化粧を整えて花嫁さんになることをいう)、テレビドラマのように仏壇を参って先祖に挨拶をして、三つ指ついて「お父さん、お母さん、長い間お世話になりました。」って挨拶して式に向かったでしょ?
そういう風習も知らない世代が多いかもしれないけどね。
その時に、花嫁のご実家には綺麗な花嫁さんを見にくるご近所さんにお祝いのお印でお菓子を配ったんですよ。
名古屋嫁入り物語で植木等扮するお父さんが盛大に撒いてましたねぇ。。。
(ちなみに家の建前の時は餅撒きするがな。(-。-)y-~~~)
イマドキは撒くほどご近所つきあいもないですし、式場ですべて整うので家から花嫁衣裳で出かける人もおらんけどね。^^;
でも、嫁菓子を配る風習はまだまだ残ってるみたいです。
「嫁菓子をお願いします。」とお店屋さんに頼むと、寿パックされたお菓子が当たり前のように用意されますから!

バイトしてくれてた頃から、Mちゃんのお母さんはよくお店に来てくださいました。
今も時間があって都合が合えば遊びに来てくださいます。
ワシだけが思ってるのかもしれないけど、意外と心のマブダチですの。
お子さんは3人。
長女・二女・長男の構成です。
子供たちの年齢も近いので、話もよくわかります。
お母さんにとって、子供の結婚は初めてのこと。
またこちらの地域は、嫁を貰うより嫁に出す方の親御さんの支度がいっぱいあるんです。
キョービのご時世ですから、何かと省略簡略化されてはいるけど、やっぱり母親は誰しも大なり小なり暴走してしまう。
それは自分のためじゃなく、娘のためであり、また家のためでもあるんだよね。
親戚付き合いを疎かにするのは、次の世代のために誰しも避けたいこと。
だから、迷走気味になっちゃうんだよね。
思い起こせば、ワシの母ちゃんは迷走どころか大暴走だった。
当時は「いらんことせんでもいいし!ヽ(`Д´)ノプンプン」と言って腹を立てたが、言えば言うほど母ちゃんの暴走は大爆走となった。
今では笑い話だけどね。
大暴走に負けて好きなようにしてもらった。
一体誰の結婚式だよ?て周りはみんな思ってたけど、母ちゃんは突き進んだ。
母ちゃんの気のすむように出来たのがワシの唯一の親孝行かもしれん。

そして今なら、ちょっとだけ母ちゃんの気持ちがわかる。
だから、Mちゃんのお母さんの気持ちもちょっとわかる。
「迷走してるのよ、私だけね。(^_^;)」なんて言いながら嫁菓子を配ってるお母さん。
本当におめでとうネ!!
また落ち着いたら遊びに来てネ!!(^O^)/

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

物理的に永遠と続くものはなく
人は有限の中で喜怒哀楽を感じ胸に刻んでゆく。
生きるとは死ぬこと、死ぬとは生きること。
そして味わい深いもの…

ganesha さんのコメント...

本当ですねぇ。。。
だからこそ深く感じて刻まなくちゃ生きた証が薄くなっちゃう気がするわ...