12/06/2011

何が繁盛のお手伝いだというのだろう?(・・?

こんにちは。
なんともやるせない気持ちになってしまったガネーシャ店長です。(・_;)
「ホームページ作成代行します」
「モールに出しませんか?」
「テレビショッピングに出ませんか?」
「SEO対策のお手伝いします」
「ガネーシャを繁盛させてやるけど・・・」的な電話が日に何本もかかってくる。

「担当者の方をお願いします。」って言うから「私です。」と言うと、みなさん「えっ?」って動揺が受話器越しにモロに伝わってくる。
中にはご丁寧に検索エンジンの説明とかしてくれる。

・・・悪かったね、女で。
・・・悪かったね、おばちゃんで。

「今、アジア雑貨とかって人気じゃないですかぁ〜?(↗)ショッピングモールとかに出店すると売れると思うんですよねぇ〜(→)興味とかないですかぁ〜?(→)」

ごめん、また言うね、何度も言うよ。
ワシ、最近の若い子の初対面の相手にタメ口なのが嫌いじゃんね。
そんでもって自分で疑問出して答えも出すのに語尾上げて平坦に落とすのも嫌いじゃんね。
ってゆーか、アジア雑貨、別に今人気ってこともないんですけどぉ・・・(-_-;)
だいたい「御社のホームページを拝見してぇ〜」とか言うから、「うちのホームページの例えば何のこと?」と聞く。
「アクセサリーとかいいと思うんですよねぇ〜。このチベタンターコイズとかいいんじゃないですかぁ〜?(↗)」って言うんだよ。
「仮にそれが人気でも一点ものだからムズカシイ。」と答える。
「え?どういうことですかぁ〜?(↗)作れないんですかぁ〜?(↗)」って言うんだよ。

・・・兄ちゃん(姉ちゃんの場合も有)、相手間違えとるがや。
そういう話はウチじゃのうて、何も知らんと何でもかんでも【少数民族】とか【モン族】とか【アンティーク】とか言ってどうしようもないモノたくさん売って儲けるのが好きな人に言いや!
どうでもいい効果効能つけてクズ石売ってる人に言いや!

と、心の中で叫びながら「無理よ、アンティークはもう作れないから。ごめんね。ご苦労様。」と言って電話を切る日々が続いている。

二匹目の楽天を目指しているのかな?
IT関連の会社だというけど、どっかの経営セミナーとかに行って勘違いして作った会社か?
インターネットの世界はもう長く見てるけど、何でもそうだけど特にIT関連の業界は、人真似じゃあダメだよ。
最初にやった人しか魅力も儲けもないと思うよ。

今日のは特に酷かった。
なんでも「ブログを使ってグーグルとかヤフーとかで上位に検索させる」そうだ。

「意味がわからんけど、私はブログならもうやってます。」

「違うんですよぉ〜!! 誰かがブログで「ここの店でこういうの買いました♪」とかって書くと評判も上がるし、グーグルとかでも検索されるじゃないですかぁ〜?リンクが多いといいじゃないですかぁ〜?」

「・・・それってさ、誰かがサクラで書いてくれるってこと?嘘つけってこと?」

「えぇ、でもSEO対策にもなるじゃないですかぁ〜?SEOは対策はしていますかぁ〜?あ、SEOってわかりますかぁ〜?」と言った。

ワシ、バカかと思った。
何言ってんの?
ってゆーか、誰に言ってんの?
アンタがカードゲームしてた小学生の時からワシはインターネットやってますけど、そこまでしていいという倫理観もわからんし、それがSEO対策だっていうのも古い。
リンク貼って・・・は10年以上前の手法で、その頃はまだまだ他が整ってなかったからだ。
ソーシャルネットワークがまだまだ出て来なかった頃の話だ。
嘘ついても書けば、クチコミで広がるというのもどう?
イマドキは当たり前のことのように言われた。
またどんどんネットが嫌いになっていく。

ダメダメ、嫌いになっちゃダメ!!
こんな時代だからこそ、本物を望む人は増えてくる。
自分だけのお気に入りを探す人も増えてくる。
そういう人は、ネットの暗黒面もわかってると思う。
長い目でみて、私はネットの必要性を感じている。
好きとか嫌いとかじゃなくて、必須になってくると思う。
たとえホームページの商品が少なくても、更新が遅れても、「ガネーシャという店が安城にあって、変わった商品置いてて、行けばわかるさ的なところがあるけどお問い合わせ可能で、店長がいつもブログで吠えてる」っていうのが世界のどこにいてもわかる事が必須だと思っている。

こんな私ですがご理解の上、次世代型で「繁盛のお手伝いがしたい」という方、よろしくお願いします。m(__)m

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