7/22/2006

戦争反対だ!!

イスラエルとレバノンが熱い戦闘を繰り広げている。
たまに映し出されるテレビのニュースは、目を覆いたくなる惨状を報道している。
これは宗教紛争なのか?
アホな私は意味がわからない。

いかなる人も平和で安全な暮らしを営みたいと思っているはずなのに、いるかいないかわからない・・・と言うと語弊があるが、誰もその実存を見たことがない確固たる存在のないもののために、どうしてそこまで争わなければいけないのだろうか?
心の中にある人間の良心や祈り・願いと、人間の暗黒面への戒めのために、それぞれの宗教があると私は思うのだ。
だから、誰がどの神様を信じていようが、どの仏様を信仰していようが、それはそれでかまわない。
ただ、他人に強要したり、営利目的のために洗脳したり、独裁政治のために民衆を扇動するのは、もはや宗教でも何でもないと思うのだ。

やったらやり返すという行為は人間的ではない。
取ったら取り返すという行為も人間的ではない。
人間的ではないというよりも、非人道的行為に他ならない。
どんな立派な信仰や神様の名を掲げても、それはその根本から外れているとしか思えない。
この紛争の裏側も、狂信的な指導者や国民の総意を看板にしているが、その裏側は、これで儲ける人や国の存在が見えて仕方ない。

立派な地位にある人やとてつもなくお金持ちの人たちは、能書きいっぱい並べて難しいことこねくり回して、あーだこーだと議論するが、私たちのような一般庶民は、そんなことどうでもいいんだ。
ただ、普通に暮らせればそれで幸せなのだ。
きっと、戦禍に迷う市民もそう思っているに違いない。

宗教とは名ばかりで、人の欲と業のぶつかりでしかない。
どんなに立派な大義名分掲げても、それはただ愚かな戦争でしかない。
愚かな戦争の過ちは、すでに20世紀の過去の遺物にはできないのだろうか?

北朝鮮がミサイルを打つ。
国民を守るために自衛隊を国兵の軍隊にするべきだと言う人もいる。
国民の安全と生活を守るのが国の義務だと主張する人もいる。
果たしてそうだろうか?
時代を逆行して愚かな道をまた辿る方がよいのだろうか?
しっかりアメリカナイズされた日本人の意識だけど、私たちが世界に誇れるものは戦争をしないという公約じゃないの?
自衛隊は最も訓練されたレスキュー隊、最近では国際レスキュー隊の位置をアピールしたようだ。
これが日本にできる最大限の自衛策だ。
憲法9条のぎりぎり強要範囲でいいじゃない?

A級戦犯が合祀されてるから靖国参拝はしない・・・と昭和天皇のメモ書きがニュースになった。
そういうことなんだよ。
みんな戦争反対なんだよ。
だから二度としない。
各人の思いはどうであれ、諸外国から見て疑われるような行為もするんじゃないよ。
政治的に地位と名誉のある人なら、個と公をもっと区別しろと言いたい。

私は戦争反対だ。
戦争だけに限らず、くだらん争いも反対だ。
争う前に回避する教養を身に付けることが、幸せな人生じゃないかと思うのであります。

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