2/03/2007

AncientAgateのブレスレット

こんにちは。
古い石ころ眺めてニヤニヤしているガネーシャ店長です。
傍目に見ればかなりの変態っぷりかもしれませんね。
(ね、ドクター?(o^^o))
少しずつ集めた石を通してオリジナルのアクセサリーを作るという愛好家は、意外にも世界中におるのですよ、ホントに!
左の写真はワシの最近の左手です。
右手はアンティークの民族シルバーとカレンシルバーでとっても素敵なオレ様ですよ♪
首はアンティークdziのチョーカーと長めのシルバーや石のネックレスで、これまた素敵なアタクシですわよ♪
こんな趣味のヤツはあんまりお見かけしないのですが(少なくとも日本では)、買い付けに行くとたまにお目にかかる。
ワシは両手と首をセレクトして少数精鋭で買い付け先にも連れているのだが、たまに同じような人を見かけると、「ちょっと見せて。これはどこ(族名や出どころ)のもの?」などと、見ず知らずの人と話し込むことがある。
主にヨーロッパ系のかなりアダルティなご婦人や紳士だったりする。
そしてお互いの変態っぷりに感服し、「いいご趣味ね!」と賛辞の言葉を述べ合う。
そんなこんなの繰り返しで、ワシは自分自身に「変態じゃないぞ!」と慰めの言葉をかけるのである。
罪のない高尚な趣味だと思うのだ。

さて、一番手首側にはめているのは、AncientAgateのブレスレット。
あえての大粒でつなげてみたのでござるよ。


無駄な説明はいらないような気がします。

石はやっぱり実物を見て触れてライトで透かしてルーペで覗く・・・という一連の工程を経てからお求めになるのがよございます。
ってーゆーか、この一連の行動だけでかなり楽しめます。
たぶん、そこんとこが傍目に変態に見えるのかもしれんが、、、この変態行動を経ずして骨董に手を出すべからずっていうのがワシの師匠(残念ながら外国人)の教えです。
ワシはこういうのを取り扱う側の人間なので、教えはしっかり守って日々精進して選んで連れて帰ってくる。
でも、お客さんは誰もこういうの知らない土地に店を持っているので、気に入って(というより気になって)くださった方のところへお嫁に行って、可愛がってもらえれば嬉しいと思っている。
一度気になった人は、どんどん気になってお道具を買い出す人も増えている。
ウチの店のガネーシャ文庫には関連書籍があるので、そこで調べたり見比べたりして至福の時を過ごす人も多い。
ワシはそれが嬉しくもあるのだ。

メゾポタミア文明の頃の石や行ったこともない国の石やシルバーやその他の手工芸品たち。
縁あって私の手に渡り、それが興味のある人に渡っていく。
そしてみんな、歴史を振り返ったり地図を見て地形地層を確認したり、技術力の高さやこれらを愛した人たちの想いや思想・宇宙観などの想像に浸る。
そして、心のどこかにホントに幸せってなんだろうね?という小さな疑問符を立て、意外に恵まれている現状を再認識して、アタシってば幸せじゃん♪なんて、温かい気持ちが芽生えたりする。
・・・やっぱり変態じゃないっすよ!
結構な良い趣味だと思います。

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