新型インフルエンザ

こんにちは。ガネーシャ店長です。(^^ゞ
めっきり寒くなりましたが、みなさま、いかがお過ごしですか？
ブログに向かうのもホントに久しぶりです。
亀以下の更新にもかかわらず、いつもご覧いただきまして誠にありがとうございます。m(__)m

みなさんは風邪やインフルエンザにかかっていませんか？
我が家は先月末にワシが飲んでいる薬のせいか免疫力超～低下のため高熱を出し、やっと復帰したかと思えば、２号が大風邪をひき、先週は４号がついに新型インフルエンザにやられておりました。
いちおう母親業というものがあるので、看護だか介護だかわからん状況が続き、今週からやっと店に出ている次第であります。(ロ_ロ)ゞ
いったい、お一人様土鍋でお一人様おかゆを何回作ったことでせう。。。(;.;)
家族に病人がいると気分もふさぎがちになっちまってイカンイカン！！
バカでもいい、元気が一番です。
元気があれば何でもできる！
痛感の日々でございます。

４号は真夜中に具合が急に悪くなった。
嘔吐が止まらず、熱は３９．８度。
大きいなりして、「助けてください、、、」と自宅の便器をかかえ込んで、もうどうしようもない状態だった。
「助けてやるから、靴下はいて上着を着て、ゲロはこの袋ではいて。」と時間外診療を受けるため、ワシよりずっと大きい４号を支えて車に乗せ、病院に向かった。
深夜１時をとうに過ぎているというのに待合の患者がおるわおるわ。
大人も子供もぐったりして順番を待っていた。
４号は、病院の多目的トイレから出られない状態なので、そこで順番を待つことにした。
夜中にどこでも便器抱えて気の毒な奴だ。
順番が来て診察室に入り、一連の経過を報告してすぐに鼻からインフルエンザ検査をした。
ひどく後頭部を痛がるので、血液検査と尿検査とＣＴもとり、点滴をしてもらって結果を待った。
長い、長すぎる。
１時間を少し過ぎて医者に呼ばれた。
「間違いなくインフルエンザです。
　陽性反応が出ました。
　頭痛がとても気になるのですが、今のところ血液反応はないようなので、お薬を出します。
　家に帰ってもらって、少しでも状態が悪くなったら時間外でもすぐに来てください。
　でも、明日というか今日は外来で必ず受診してくださいね。」
「は、はい。。」とワシ。
この時点で疑問が２つ。
「これ以上悪いってどれくらいの悪さでしょうか？」
「う～ん、、、意識障害が出たり、もっと痛がったりしたらです。」
・・・・それって、めっちゃヤバくね？
「じゃ、外来は内科でいいですか？」
「いえ、小児科で。」
・・・・は？小児科かいっ？
４号はそこらの小さいおっさんよりずっとでかいぞ。
しかし、ワシの住んでいる市は１５歳まで医療費が無料なので小児科の対象なのだそうだ。
「そっすか。わかりました。ありがとうございました。」

無料なのだけれど、時間外診療の２０００円を支払い、薬をもらいにいった。
４号の年齢はタミフルは処方しないようで、リレンザとカロナールが出た。
窓口の薬剤師さんがリレンザの使用方法を教えてくれたが、時間はすでに午前４時に近い。
ワシも眠くはないけど、どっと疲れが出てきたところに、このリレンザの使用方法がちょっと難しい。
器具の使い方を３回聞き直してやっと理解できたところ、「では、１日２回で１回２ブリスタお願いしますね。」と薬剤師さん。
・・・・は？？？ブリスタって何？？？
「あ、１回の吸入が１ブリスタと言います。」
「あ、１吸いが１ブリスタってこと？」
「そ、そうですね、そういうことです。(^^;)」

みなさん、知ってた？
１吸いは１ブリスタって言うんだって。
ブリスタっていう単位？があるんだねぇ。。。。
勉強になったよぉ、母さんは。(@_@)

明るくなって外来へ行くが、４号は自力で歩けないほど頭痛が激しいらしく、病院に置いてある車いすのお世話になる。
熱は相変わらず３９．８度。
そりゃ～頭も痛かろうね。
障害者手帳を持っている足の悪い母が大きな息子を車いすに乗せて押している姿ってどうなんだろうね？(^^;)
小児科のお医者さんはイケメンだけど息子より小さい男の人だった。
リレンザは５日分そのまま飲みきって、熱冷ましにカロナール錠剤がなくなったらアセトアミノフェンの粉薬を飲むよう処方してくれた。

２日ほどしたら熱も下がってきて、下がってから２日経ったら登校してもいいというルールがあるようだ。
少し加減がよくなった頃、息子がぽつりと言った。
「おら、この時代に日本にいるから治ったんだよね。
　ネパールにいたら死んでたかも。
　それにしても、なんでお医者さんってみんなカッコよく見えるんだろうね。」
・・・・おいおい、ネパールに住むこともないだろが。
・・・・弱っているときはお医者さんはみんなカッコよく見えるぞ。
いろいろツッコミどころはあるが、まぁここは普通に返すとするか。
「そうだよ！いろいろ感謝せんとアカンよ！
　博愛精神がなくちゃ医者も看護婦も出来んよねぇ。
　ま、ワシは無理だがな。
　キミも無理だと思うがな。(-。-)y-゜゜゜」

新型インフルエンザで常識から生きるという事までいろいろ勉強になったバカ親子である。