1/14/2010

たおやか婆さん

こんにちは。
天気予報の雪マークが当たらずに良かったぁ~と、ほっとしているガネーシャ店長です。
みなさんのところはどうですか?
風邪もひかないように気をつけてくださいね。

さて、今日はこんな感じ。
トップの黒のパーカーは左胸と背中に蓮がプリントしてあるヤツです。
黒地に白抜きの蓮プリントなので、カリスマ氏は葬儀屋か?とイケズなことを言う。
パンツは、これも11月28日にはいてたサルエルのハーフパンツ。
黒のくしゅくしゅレギンスに紫のソックスです。
この上にグレーのナイロンジャンパーを羽織ったら、「おっ、母ちゃん、土方の親方か?」と1号にいじられた。
鬼瓦権三のように「冗談じゃないよ!」と返してみたが、ひょうきん族を知らない世代には通じるはずもない。
なので、きょうのお題は「現場監督」でいいっす。。。
ってか、むしろ「現場監督」がいいっす。
やいやい、まったくぅ~、冗談じゃないよ!

雪は降らないけど今日もとっても冷たい。
だけど日差しはきらきら強い。
ワシは最近、朝ちょっと早く出て近所の神社に行くことがある。
今朝はホントに冷たかったようで、手水舎の水がカッチンコッチンに凍っていて、柄杓をあてるとコンと音がした。
冬だわね~、やっぱねってしみじみ感じた。

家に神棚を祀ろうかとも考えたが、しっかり面倒見切れんならやめといた方がいいそうだ。
長く留守にすることもあるので、ワシの代わりに守りしてくれる家族がまだ育たないうちは祀らない方がいいのかもしれない。
有名どころの神社仏閣もいいけれど、地元の土地に密着している神社を疎かにするのはいかがなものかという気持ちが大きくなってきた。
自宅から店までの通り道にあるのだから、ご挨拶するのもそれほど苦にはならない。
願望や執着や煩悩や、そういう類の願掛けではないので、毎日必ず行かなくても別に誰にも何の罰も当たらない。
要は、ワシの気持ち次第というこっちゃ。
行ける時に行けばいいさ~。
それくらいのレベルでまっこつ申し訳ないが、詣でないよりは詣でた方が少しだけ気持ちが楽になるから不思議だ。

で、地元密着の神社にどんな神様が祀られているんだろう?
ワシにとっては道理にかなう当たり前の思考である。
どこかに書いてないか?と見回してみれば、一の鳥居のすぐ横に結構立派な石碑が建っていた。
こんなところにちゃんとあったなんて、知らんかったわぁ。。。(>_<)

意外と神様てんこ盛りなのね。。。(^^;)知らんかったわぁ。。。
(クリックすると大きくなるので気になる人は確認してみてね。)
なんとこの田舎の神社にこんなに神様がおわすとね。
なかでも二柱(神様を数える単位は柱です。二人じゃないよ)、ワシ的にとっても萌え萌えの女神様がおわします。
まず一柱は、菊理姫神。
白山の神様ですよね。
スピリチュアル好きな人はご存じかもしれませんが、今、日本神界で最も中心におわすらしいよ。
ワシの住むところは三河の平野の真ん中なのに、白山の菊理姫神がここにおわすなんてねぇ!

そしてもう一柱は倭姫尊。
倭姫命と表記する方が一般的だと思うけどね。
誰それ?の方はググるかウィキペディアをご覧になってね。
齋宮なので、神様扱いとなるのか微妙なのだけれど、このお方がいなければ伊勢神宮は今のように存在していないかもしれないので、その功績は計り知れない神様レベルであることに間違いはないようだ。
1300年も続く伊勢神域と神宮の神事慣習すべての基礎を作ったのも倭姫命である。
すっごいね~!
すっごい男前なんだなぁ~と感じるので、そんなところがとてもお慕い申し上げてしまう。
伊勢神宮の別宮の一つに倭姫宮がある。
駐車場から下ると拝殿がある。
車でなければ少し林を歩いて上ると拝殿に続く。
ワシは上る方の石段がとても好きだ。

(クリックして癒されてね)
去年の6月くらいの写真です。
撮影は遠慮する方がいいと思ったんだけど、拝殿じゃないので許してくださいと呟きながら写メったのを記憶している。

神社に行くとメインのご祭神が男神か女神かによって、空気というか気とうか、違いがあるように思う。
なかなか説明しにくいが、「あぁ、そうですかぁ。。。」と感じる。
倭姫宮は凛としていながら柔らかい気を感じる。
植物の放つマイナスイオンというか、そういうものもしっとりとして、柔らかいんだけど優しい強さと瑞々しさがある。
神様にかしずいた皇女なので独身だったんだろうけど、空気に母性を感じるからちょっと不思議。
たおやかなイメージを倭姫命に持ってしまった。
重ね重ねとっても失礼だが、好感度相当にアップなので、神様の中で一番好きなくらいだ。(って、ホントに神様扱いでいいよね?)

「たおやか」は「嫋やか」と書くそうだ。
女偏に弱いかよ。。。。(>_<)
この字を当てた人とワシの感性はきっと全然違うんだな。
「たおやか」の意味をみると、ほっそりとしてしなやか、だとかぁ、しとやかで上品、とかぁ、見た目重視な意味が多いところも、辞書著者とワシは気が合わないかもしれない。
ワシ的に「たおやか」って、柔らかくて強い(剛いか?)、張りがあってしなやか、静であり動、うまく言えないけどそんな感じ。
姿形や取り繕う動作じゃなくて、人の持つ芯というか魂レベルを表現する言葉にふさわしい気がする。
ワシはきっと国語の先生や学者にはなれんなぁ。。。
現場監督もどきくらいにしかなれんなぁ。。。
たおやかな婆さんになれるよう、今から精進していこっかな。(^^ゞ

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